ここ数年でカレーとスパイス料理をかなりたくさん作るようになったのですが、わたしが好んで作るものは魚と野菜が中心。お肉もたまに使いますし、美味しいと思って食べるのですが、飽きてしまうんですよね…。

魚と野菜が好きなナホです。

カレーというと、お肉がメインであることが多くて。特にスープカレーのお店は『チキン』が売りになってるところが多いですよね。そりゃ皆さんお肉が好きだし、商売なので注文してもらわない困るだろうし。お肉以外だったら野菜オンリーで、魚のカレーはあまり置いてないお店が多いですよね。原価のことを考えるとそうなるか…。普段は野菜オンリーのカレーを注文することが多いですけど、もっと魚のカレーを置いてくれるお店が増えたらいいのにって思うのはわたしだけですかね??

なので結局家で作って食べるのが一番だなと思ってしまう。

スーパーでお買い得になっているサバを見つけたのでカレーに使うことに。

昔だったら、そのまま食べられるシメサバを買うことはあっても生のサバを買うことはなかったなぁ。

スリランカ風の魚カレーにすることにしたので、トゥナパハなどのスパイスをまずはフライパンで乾煎り。トゥナパハはスリランカのミックススパイス。

このトゥナパハは香取薫さんレシピを参考に自分でミックスして作ったものなのですが、乾煎りするとかなり香ばしい香りが漂うんですよ(多分ランペじゃないかと思われる…)。自宅から発せられるスパイス臭がすごいことになっていると思われるのですが、もう自分ではあまり気付いてません。(隣人の方、いつもすみませんね…笑)

セイロンシナモンをほぐして使うというのも好き。食べるときの食感もいいんですよね。

たっぷりのココナッツオイルを使っているので、泡泡してます。笑

乾煎りしたミックススパイスはあらかじめサバにまぶしておきました。スリランカ料理のレシピを見ると、お肉やお魚などのカレーを作るときには、あらかじめスパイスをまぶしておくことが多いみたい。黒いのはゴラカ。オトギリソウ科の木の実を乾燥させて燻製したもの。酸味があって、魚などの臭み消しにも使われるものです。

魚カレーの難しいところって、丁寧に扱わないと身がほぐれてしまうところですよね。慎重に焼いていきました。

トマトとココナッツミルクとお水を足して、少し煮て完成。トマトがちゃんと切れてないね。笑

この日は、ネパールのムングダルのダールも一緒に作ってました。

冷蔵庫にあったアチャールとチャトニも一緒に盛り付けてこの日の夜ごはんの完成。サバにスパイスとゴラカの酸味がとてもよく合う魚カレーです。ココナッツミルクも入っているので、それほど辛くない仕上がり。魚介のカレーは食べられるお店はまだあるけれど、こういう感じの白身魚を使ったカレーってなかなか食べられるお店がないんですよね…(サバ缶カレーはあるね)。みんなもっと魚カレーの美味しさに目覚めればいいのに!!美味しいよ、魚カレー。

わたしは魚と野菜のカレーをもっと極めていきたいな。

Grazie♡

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セレクトショップで13年間勤務後、スカーフストールスタイリスト®として、スカーフを広める活動を行っています。その他、NAHO CURRYでのカレー店出店、サウナ活動、ショップのコーディネート、ビジネススクールの非常勤講師なども行っています。