Ciao!!
スカーフ大好き、ナホです☆
北海道産ワインと地域農業の振興を考えるセミナーに行ってきました
八剣山ワインアンバサダーであるわたし。ワインは好きなので、外食時にはよく飲みます。以前は輸入ワインを飲むことが多かったものの、最近は北海道産のワインを扱う飲食店も増えてきたので、北海道産のワインを飲む機会が増えてきました。
ライラックまつりやオータムフェストでも北海道産のワインが飲めるブースがありますしね。そこではグラスで飲めるのがうれしい。
『北海道産ワインと地域農業の振興を考えるセミナー』というものに行ってきました。セミナー後半ではテイスティングも出来ると聞いていたので、とても楽しみしていました。
https://twitter.com/naho_watanabe/status/1070166488013631488
まずは、ワインクラスター北海道の阿部さんの基調講演。北海道で一番初めにできたワイナリーは1963年の十勝ワイン。2000年以降、温暖化によりそれまで北海道では栽培できなかったブドウが出来るようになってから、北海道にワイナリーがどんどん出来ていき、現在は36カ所のワイナリーがあるそう。
ブドウの栽培面積でいうと、長野より北海道の方が上回るそう。ただ、出荷量となると長野の方が多いんですよね。(断トツ1位は山梨)北海道と長野は、栽培している品種が多品種というところも似ているとのこと。
北海道における栽培ブドウ品種は、現在57種類あるんですって!結構多いんだなぁという印象。知らないものもたくさんありました。その他のお話も、とても興味深い内容でした。
続いては、北海道農政部生産振興局農産振興課の方のお話。醸造用ぶどうの生産拡大に向けた取り組みについてのお話でした。ブドウの苗木って不足しているんですね。阿部さんもお話されていましたが、ブドウの苗木は接ぎ木をしなければならず、極めて高度な技術が必要なため、誰もが出来るという訳ではないそうです…。
そして、3番目に山﨑ワイナリーの山﨑太地さんのお話。ブドウ栽培の1年間をスライドを見ながら妄想する、というのがおもしろかったです。山﨑ワイナリーは、とても景色がいいので、ぜひ今度行ってみたいですねー。
そして、最後にソムリエールの佐々木恵さんによる『北海道産ワインの楽しみ方について』のお話。主にペアリングのお話だったのですが、今すぐ試してみたい組み合わせをたくさん紹介してくれました。これは、家でワインを飲まなければ…。笑
テイスティングも楽しかった
そうそう、わたしはソムリエではないし、もちろんそのための勉強もしたことがないものですから、味に関する表現力、語彙力が著しく不足しているんですよね。テイスティングでは白3種類・赤3種類のワインが出てきて、阿部さん、山崎さん、佐々木さんの3名が解説をしてくれるという流れでした。
まずは、こちらの山﨑ワイナリーの2016年のシャルドネ。
あー、これね、とっても好みでした。樽で13ヶ月熟成させているんですって。樽の香りがとてもしました。口当たりは優しい感じ。
2番目に北海道ワイン鶴沼収穫スペシャルキュヴェ 2016年ヴァイスブルグンダー(この名前、初めて聞きました…)、3番目に奥尻ワイナリーの2017年ピノグリが出てきました。(3種類揃う前に、シャルドネが美味しすぎて飲み干してしまうという失態…オーマイガー)
ヴァイスブルグンダーはあっさりしている印象、ピノグリは香りが華やかで好みでした。『黄色いリンゴの香り』とか『マルメロ』の香りと佐々木さんは表現していましたね。奥尻ワイナリーのピノグリ、今度見つけたら絶対飲むと決めた!!
続いて赤ワインへ。わたしは赤ワインはちょっと苦手なので、一口、二口くらいしか飲みませんでしたが、タンニンががっちりしているというものではなかったので、飲もうと思ったら飲めたかも。(でも、帰り道やはり少し頭痛がしたので、これは赤ワインを飲んだためだと思われます…)
色を見比べるとか、香りを楽しむということはわたしにも出来るので、楽しめましたね。赤ワインはそのまま嗅いだ香りと、グラスをゆすった後の香り、少し時間を置いた後…なんかで変化を感じられるのもおもしろかったです。まー、相変わらず味の表現は出来ないけど。あ、でもスパイスの香りに例えるというのであれば、ちょっと出来そうだなと思いましたね。『クローブの香り』とかはわかりやすい!!
周りを見渡したら、みなさんしっかり6杯分飲み干していらっしゃる方が多かったのでさすがだなーって思っちゃいました。笑 ま、わたしも、白ワインだったら飲めますけどね。
とても楽しいセミナーでした。わたしも、八剣山ワイナリーのワインと食のペアリングを色々考えてみたいと思いました。そして来年は色んなワイナリー巡りもしてみたいなぁ。
では、では。
Grazie♡