Ciao!!
スカーフ大好き、ナホです☆
『TEDxHokkaidoU』へ行ってきました
今年で4回目となる『TEDxHokkaidoU』。わたしは今回初めて参加してきました。参加したきっかけは、新陽高校の荒井優校長が登壇されるというのをFacebookで見て知ったから。わたしの地元にある新陽高校の取り組みは、以前からとても興味がありまして、ぜひお話を聞いてみたいと思ったんです。後日、youtubeにアップされるようなので、気になる方はぜひ検索してみていただけたらと思います。
今回のテーマが『Q』ということで、これには主に3つの想いが込められているとのことでした。それは
- 当たり前だと思っていた世界のあり方に対する問、自分自身に対する問、questionを立ててほしい
- このイベントがその問を立てるきっかけ、cueになってほしい
- 北海道で先進的な活動をされている方々の探求、questの様子、生き様を発信する場としたい
とのこと。キービジュアルには62個のQがデザインされていました。
今回の登壇者は3名。鴨々川ノスタルジア顧問の石川圭子さん、北大の博士課程の院生であるベラルーシ出身のツァゲールニック・タッチャナさん、そして新陽高校の校長である荒井優さん。
石川さんのお話の中では、昔のすすきののお話しがとても印象的でした。そして、荒井校長のお話では、新陽高校に新しくできた『探求コース』のことに触れていたのですが、わたしがもし今中学生だったとしたら行ってみたいな…と思うような内容でした。今の学生はうらやましい…!
そして今回、先ほどの『Q』というテーマを考えた時に、一番考えさせられたのがタッチャナさんのお話でした。
母国語が話されていない国『ベラルーシ』
ベラルーシでは国民の9割以上がロシア語を話すとのことでして。母国語であるベラルーシ語がほとんど話されていないということに衝撃を受けました。タッチャナさんは19歳で日本に留学し、他文化に触れてからベラルーシ語をマスターし、言語を通してベラルーシ人としてのアイデンティティーを再発見したそう。ベラルーシに帰国した際にはロシア語ではなく、ベラルーシ語で話すようにしているんですって。ベラルーシ語を理解されないことも多いそうですけどね。
タッチャナさんの問い、『日本語が話されない世界はどんなものか想像してみる』ということは非常に考えさせられる内容でした。日本人が日本で日本語を話さないという世界。今の日本では考えられないことかもしれないけれど、実際にベラルーシはこういう状況なんですよね。
でも、ベラルーシ語を話さないベラルーシ人はベラルーシ人ではない、ということではないですよね。ベラルーシ人はロシア人と外見が似ていて、しかもロシア語を話すからロシア人と間違われることが多いそうですが、タッチャナさんはとても嫌がっていました。そりゃそうですよね。わたしだって、自分が中国人や韓国人と間違われたら、あまりいい気はしないです…。だって日本人だもの。
アイデンティティーについて、もっと深く考えたいなと思いました。
食事もとても美味しかった!
トークセッション終了後のディナーでは、北海道産の食材を使ったお料理が用意されていました。どれもとても美味しくて、食べ過ぎました…。笑
見た目もかわいいものが多かったですね。タッチャナさんの母国ベラルーシ料理も並んでいました。ボルシチもあったのですが、写真撮り忘れたーーー。タッチャナさんのお母様のレシピを再現して作ったものだそうです。お腹いっぱい過ぎて、食べられなかったものもあったのが残念…。
北海道の食材って、ホント美味しいと思う。しあわせだわー。
ディナーの時に、色んな方々とお話しできたのもとても楽しかったなぁ。
来年もまた参加したいです。
では、では。
Grazie♡