Ciao!!
スカーフ大好き、スカーフスタイリスト®のナホです☆
先日の新聞記事を読んで…
先日、1月5日付の北海道新聞の夕刊で読んだ記事。
<北海道百年記念塔に解体論 有識者懇 道、年内に方針>
記事の最初の部分を引用すると、
1970年に完成した道立野幌森林公園の北海道百年記念塔(札幌市厚別区)の解体論が浮上している。記念塔は現在、老朽化により立ち入りが禁止され、維持改修には巨費が必要だ。有識者からは存続論も出るが、危険性や費用の観点から解体を促す声も上がっている。道は命名から150年の節目の今年、方針を固める。
とのことでして。百年記念塔はこちらね。
北海道立総合博物館のサイトを見ると、百年記念塔についてこのように書かれていました。
北海道百年記念事業の主要事業の一つとして、北海道の開拓に尽くされた先人の苦労に対し感謝の心を込め、未来への限りない発展を象徴するものとして建設された、高さ100mの公園内のシンボル的な塔です。
デザインは全国から公募された299点の中から選ばれたもので、上空に向かって無限大の高さで一点に交わる二次曲線によって未来への発展を象徴し、平面的には雪の結晶の六角形をかたちどっており、昭和45年に完成し翌46年4月から一般公開されています。
百年記念塔の8階(高さ23.5m)には無料で入ることができる展望室がありますが、現在入室することはできません。
小学校4年生までは、この近くに住んでいたこともあって、幼少のころからたまにピクニックという感じで行っていた百年記念塔。高校も、この塔の麓にあるところへ通っていたので、まさしく『庭』という感じでした。笑 今は昇ることができない展望台も昔はもちろん昇ったことがあります。
広場があって、噴水があって、わたしの記憶としては「わくわくする場所」だったんです。なんだろうなぁ、そこにいくと気持ちが良かった。周りは野幌森林公園なので、木々に囲まれているから、空気もキレイだったんだろうなぁと思います。
そういえばパリに行ったときもエッフェル塔だけは絶対に行かなきゃって思って、上にも昇りました。(もちろんエレベーターでね)『塔』というもの自体が好きなんですよね、わたし。
記念塔は高さ100mなので、わりと遠くからでも見えるんです。なので、記念塔が見えるとなんか安心するというか。厚別区を車で通るときやJRに乗っているときに無意識に探してしまっている自分がいるんです。懐かしい記憶とともに。
だから冒頭の新聞記事を読んでビックリしました。近年は老朽化が進み、金属片が落下するようになったって!!その影響で、倒壊するリスクもあるとのこと。確かに、北海道100年記念事業として作られ、今年2018年で北海道は150年を迎えましたから、約50年前のものですものね。
でも、修繕するにしてもその後の維持管理にも莫大なお金がかかるとのことで…。建設費5億円のうちの半分は道民の寄付ということは、今回初めて知りました。今の時代だったらクラウドファンディングで資金調達という手もあるんじゃないかな。
とても親しみを持っているわたしのような人たちは、なんとか修繕して残して欲しいと思う方も多いと思う。でも、多額すぎる必要な資金。どうなるかまだわからないけど、解体されることになったとしても、やむを得ないと思っています。
近くを通った時にはかつて記念塔が建っていた場所にその姿を探してしまうかもしれないけれど。
記憶はいつまでも自分の中に残りつづけるから。
今年中にはどうなるかが決まるらしいので、行方を見守りたいと思います。
幼少のころのアルバムが見たくなってきました。今度出してみよう。
ではではー!
Grazie♡