ネパール料理といえば、よく使うスパイスは『フェヌグリーク』。それも、黒くなるまで熱するんですよ。一番初めにそれを知った時に、かなりビックリした記憶があります。インド料理ではスパイスが黒くなるまで熱することはしないのですからね…。フェヌグリークを熱した時の甘いキャラメルのような香りが、これまたとても好きなんです。

スパイス大好きナホです。

久々にネパール料理を作りました。10月からスタートしたNAHO CURRYは南インド、スリランカと続いたので、家で作るカレーはほぼ試作のみでした…(たまには全く関係のないごはんも作りますけどね。笑)。なので、このフェヌグリークの香りを嗅ぐのがとても久しぶりでなんだか懐かしくて嬉しくて…!

こちらがフェヌグリーク。

これくらいになるまで熱するのだ。(あまりにも真っ黒にしすぎちゃうのは避けるようにしてます…)すると、家中が甘い香りに包まれるのですよ…ええ、換気扇回してても、これがねなかなかずっと残ってるのよ。笑 作り初めの頃は『ああ、いい香りー!』って思ってても、しばらくしてキッチンに戻ると『あれ?まだ匂いがする…』となり、他の部屋も全部フェヌグリークの香り……

窓を開けて換気するしかないですね。

ちなみに、フェヌグリークの葉っぱを乾燥させたものがカスリメティ。そう、スパイスカレーの上によく振りかけられているアレですね。以前、カスリメティを使った炒め物を作ってから外出して、帰宅した時に玄関のドアを開けた瞬間『カレー屋さんの匂い』がしてビックリしたことがありました。たぶん、日常的にスパイス臭がすごいと思うんだけど、もう鼻が麻痺してしまっているのかあまりわからないんですよね…笑 でも流石にカスリメティの香りは強烈でした。要するにフェヌグリークも一緒なんだけど。

フェヌグリークはタンパク質やビタミン、ミネラルに富んでいるみたいですよ。

今日作ったフェヌグリークを使ったネパール料理はこちら。

じゃがいもとオクラのタルカリとミックスアチャール。ネパール料理ってすごく華があるという感じではないけれど、滋味深い。これはきっとフェヌグリークの栄養価が高いからなのかな…。

今週は試作しまくるぞー!!

धन्यवाद।