Ciao!!

スパイス大好き、ナホです☆

生命の源である昆布

飛行機に乗るときは必ず機内誌に目を通すのですが、JRにも車内誌というものがあるんですね!只今、JRに乗っておりまして。朝食用に作ってきたサンドウィッチを食べ終わったときに見つけました。先月乗ったときは体調が悪くて、それどころじゃなかったんたんだよなぁ…。笑

1月号の特集は『時を超える昆布—ユネスコ無形文化遺産「和食」をささえる北海の恵み』というもの。

1ページ目を読んだだけでも、とても勉強になりまして。一部抜粋しますね。

昆布を加熱して出てくるネバネバの成分は、水溶性食物繊維のアルギン酸とフコイダンだ。脂質の吸収を抑え、コレステロールや中性脂肪をたまりにくくし、腸内環境を整えて免疫力をアップしてくれる。色素成分のフコキサンチンは余分な脂質の蓄積を抑制し、かつ燃えやすくするとともに、血糖値上昇も抑制。昆布の旨み成分はグルタミン酸だが、旨みが濃いと減塩でもおいしく食べることができるし、グルタミン酸の作用で胃粘膜が保護され、胃もたれも防げる。

これを読んで、最近あまり昆布を食べていないから、中性脂肪がたまってきたのかしら…?って思っちゃいました。そうそう、よく読んでみると別ページに『食事に昆布を取り入れると脂肪の吸収を抑えてお腹の脂肪が付きにくくなり、体重増加を抑える働きがある』と書いてるではないですかーーー!!やっぱり!!

以前は、だしは昆布からとっていたので、だしをとった後の昆布は細く切ってそのまま食べていました。昆布自体は好きなんですよね。ただ最近は茅乃舎さんのだしパックを使うことが多くなってしまって、昆布を使うことがすっかりなくなってしまったイコール食べる機会が減ってしまったということですね。もっと昆布を食べないと!!

料理によって使い分けができるようになりたい

だしソムリエの方が語るに、利尻昆布は世界に冠たる和食の味わいになくてはならないもの。羅臼昆布は濃厚な旨みがあり、鍋物のだしに使うと多くの具材を見事にまとめ上げる力を発揮する。真昆布は上品な深い味わい。日高昆布は身質が柔らかく”だしに良し、食べて良し”の万能昆布。長昆布は調理に最適で、おいしい昆布料理には欠かさない。細目昆布はとろろ昆布やおぼろ昆布、昆布製品に広く用いられている、とのことでして。

料理によって昆布を使い分けるなんてハイレベルだよなぁ…。(そんなレベルには達しておりません)

昆布を購入するときも、1種類しか買わないことがほとんど。しかも、最近は昆布を使っていないから、今は家にないかも。買うとしたら、万能選手の『日高昆布』にしたらいいかな。食べ比べができる少量パックとかあったらいいのに。だって、昆布って1パックの量が多くないですか?(今は少量で売られているものもあるかもですが…)今度、ゆっくり昆布売り場を見てみようと思いました。

せっかく昆布の宝庫である北海道に住んでいるのだからね。わたしのように、この価値をあまりよく理解してない人は多いんじゃないかな…って思います。

昆布は歴史

かつて蝦夷地の昆布は、北前船で天下の台所・大坂へ運ばれ、そこから江戸、九州、琉球王国、そして清(中国)へと広がった交易ルートにのって取引されたそうで、この道は『昆布ロード』と呼ばれているんですって。シルクロードならぬ昆布ロード。初めて知りました。

その集積地だった富山県は、昆布の消費量が際立って多く、今でもおにぎりに海苔ではなく、とろろ昆布を巻くとのことで。とろろ昆布をまいたおにぎり、おいしいですよね。わたしは大人になってから初めて食べましたが、あまりにも美味しくてビックリしましたもん。それまでとろろ昆布はもちろん食べたことはあったけど、おにぎりに巻くという発想はなかったですからね。今では海苔を巻いたものよりも好きです。あ、とろろ昆布も買ってこなきゃ!!笑

北海道の昆布。これからはもっとたくさん食べようと思います。

では、では。

Grazie♡

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セレクトショップで13年間勤務後、スカーフストールスタイリスト®として、スカーフを広める活動を行っています。その他、NAHO CURRYでのカレー店出店、サウナ活動、ショップのコーディネート、ビジネススクールの非常勤講師なども行っています。