先日『スパイス堂』さんから購入したスパイスたち。

どれもなかなかお目にかかったことのないものたちばかり。この中から『グンドゥルック』を使ってみました。

ダルバートにハマりつつあるナホです。

レシピはもちろん本田遼さんの『ダルバートとネパール料理』の中から選んだ『グンドゥルックのタルカリ ジョールタイプ』。

ダルバートとネパール料理 ネパールカレーのテクニックとレシピ

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グンドゥルックは無塩発酵させた青菜を乾物にしたもの。

こちらは乾燥した状態のもの

30分ほど水に漬けてカットしたもの

発酵しているいい香りがするんだよなぁ。何と表現したらよいのか…。

ネパールではフェヌグリークシードは真っ黒にして使うものみたい。ここはインドとは違うところですよね。

アジョワンシードを久しぶりに使ったかも。なかなか出番がなくてね。アジョワンはわたしの好きなセリ科のスパイスなんだけれど、香りはタイムに近くて薬っぽさを感じるんですよね…。というのも、薬用として重宝されているスパイスらしく、消化不良やお腹の張りがあるときなんかに飲用するとよいみたい。

レシピには大豆を使うとあったのですが、家に乾燥の秘伝豆があったのでそちらで代用しました。わざわざ大豆を買いに行くのもねぇ…。フライパンで乾煎りしてから、油で揚げ焼きしているような状態。

カレーをコンスタントに作るようになってから、一番使う野菜は間違いなく玉ねぎですね。生の玉ねぎはあまり食べられないのだけれど(多分、アレルギーっぽい。食べると喉がイガイガするから…)きつね色になった玉ねぎの美味しさよ……。

初めてのグンドゥルック。炒めているときの香りもたまらない。

じゃがいもは北海道ならではだと思うけど、スーパーで色んな種類のものが売られているんですよね。キタアカリ、インカのめざめ、とうやなどを買うことが多いかな。これは、何だったか忘れたけど。笑

にんにくと生姜を入れるタイミングが後なのもネパールならではという気がする。

そんなこんなでグンドゥルックのタルカリ ジョールタイプが完成。ジョールとは汁気のある料理という意味らしい。

そして、もう1品『蕪と蕪の葉のタルカリ』も作りました。

先日、今井農園のマルシェで購入したかぶを使ったよ。サラダかぶだからそのままでも食べられるというもの。

グンドゥルックのタルカリと同じような手順で作って完成。

さて、お皿に盛り付けていただくことに。

『ダルバートとネパール料理』では、色んなダルバートが紹介されているんですが、その中に『家庭のちょっと質素なダルバート』というものがあって、それをイメージして盛り付けました。

ダルバートのダルは豆のスープ『ダール』のことで、バートは白飯のこと。これはジョールのタルカリでダールを兼ねているのでかなりさびしいパターンだそう。笑 でもね、実際食べるわたしにとっては、これで十分なんだけどね…。

グンドゥルックのタルカリは、グンドゥルックの味がスープに溶け込んでいい感じ。乾煎りしてから揚げ焼きした状態の秘伝豆も香ばしくていいアクセントに。蕪と蕪の葉のタルカリは、蕪自体が甘くて美味しい蕪ということもあって、サイコーの出来でした…!

バスマティライスは炊きたてだったので風味がとてもよかったー。

ダルバートって奥深いね。本1冊、まるまる全部作ってみたいですもん。あ、胃が追いつかないんだった。笑

Grazie♡