Ciao!!

スカーフ大好き、スカーフスタイリスト®のナホです☆

さっぽろ観光情報学研究会の勉強会に行ってきました

今回の勉強会では、北海道におけるインバウンド事情と東南アジア向けのデジタルマーケティングについての講演が聴けるとのことだったので、最近東南アジアに興味があるわたしは行ってみることにしました。

北海道のインバウンドの現状と課題についてお話をしてくれたのは、株式会社JTBグローバルマーケティング&トラベルの福井さん。

まず、北海道への観光客の現状として、北海道には、1年でどれくらいの観光客が来ているかというと、2015年度は5,477万人。そのうち、道内からは4,693万人、道外からは577万人、海外からは208万人と、ほとんどが道内の観光客の動きで成り立っているんです。

しかも、そのうち北海道に泊ってくれた人となると1,778万人。うち道内客は1,006万人、道外客は564万人、外国人は208万人なので、道内客の5分の4は『日帰り』ということみたいです。外国人はもちろん100%泊まりですよね。

ということは、道内の人は、車や公共交通機関を利用して、日帰り出来る範囲で観光をしている方が多いということなのですね。

このことは、初めて知りました。なんか、とても意外だなーって。

そして、観光客がひとりあたりいくらお金を使っているかというと、2014年度の観光総消費額は3.3兆円。道内客は12,865円、道外客は73,132円、そして外国人は178,102円とのこと。道内客は調査開始以来どんどん減っているのに対し、外国人はどんどん増えているとのこと。

そして、北海道を訪れる外国人観光客は、どこの国・地域からが多いかというと、1位が中国、2位台湾、3位が韓国。それに香港、タイと続き、全体の約90%が東南アジアから来ているんです。

アジア・欧米豪の12の国と地域を対象に、日本の観光地の認知度を調査した結果は5位に北海道、9位に札幌が入っていました。ちなみに、1位は東京、2位は富士山、3位は大阪とのこと。

そのほか、訪日経験が増すと地域への認知度が高まること、新千歳空港へは15都市から直行便が就航していること、来道外国人観光客の旅行形態が団体旅行から個人旅行へシフトしていることなどを知りました。

観光に関わるお仕事をしているわけではないけれども、こういうことを知ることって大切だなーって思いました。

 

わたしが一番おもしろいなぁと思ったのは、北海道訪問希望者が『北海道観光に求めるもの』がアジア人と欧米豪人とに違いが見られるというところ。

両者に共通しているのは、北海道の特徴である「自然や風景の見物」なのですが、アジア人だと同じくらいの比率で「雪景色観賞」となり、「エコツーリズムに参加する」や「ウィンタースポーツ」への期待が全国と比較すると高くなっているのです。

雪が降らない地域が多いですからね。

そして、欧米豪人はアジア人と比較すると「有名な史跡や歴史的な建造物の見学」「世界遺産の見物」が上位にきているんです。

欧米豪人は歴史に興味がある方が多く、アジア人は歴史にはあまり興味がないようですね。もっとも中国だと4000年の歴史がありますから。「だって2000年ちょっとじゃまだ新しいから興味ないわー」ということみたいですよ。笑

なるほどーーーって思いました!!

さらに、北海道訪問経験者と比較すると、北海道を訪問した後だと、「スイーツを食べる」や「食品や飲料のショッピング」に対する評価が高まっているとのこと。

北海道はスイーツ王国ですし、食料品も美味しいものがたくさんありますからね。

中国をはじめアジア人はとにかく「口コミ」で広がっていくので、その「口コミ」の威力がすごいみたいですね。

食品ではないですけど、札幌PARCOのバオバオ イッセイミヤケに外国人が大勢詰めかけていた時のことを思い出しましたー。

あれも「口コミ」だったようです。「札幌だとPARCOでバオバオのバッグが買えるよ」みたいな。

ま、今は少し落ち着いてきたとは思いますけどね。北海道を訪問する外国人は7割は「札幌を含む道央圏」なので、今後、個人旅行への移行が進むにつれて札幌以外の観光地にも訪れるようになると思うし、価値観も多様化しているから、買い物というよりは「体験」へシフトしていくと思われます。

それでわたしだったら、何ができるかなーって考えてみたんです。

スカーフアレンジを伝える、というのは体験としても面白いかなー。あとは、札幌の中でも特に素敵なお洋服を売っているお店に連れていくツアーをするとかかな。

でも、肝心なことをひとつ忘れてて。。。

 

わたし、英語がまり話せませーん!!涙

あ、テキトーに単語を並べてなんとなく伝えることはできるんですがね。フィーリング。やっぱり英語できないとダメだわ。。。

訪日外国人旅行者の不満だった点として「英語の通用度」はどの国でも上位にあがっていますしね。

英語!!そろそろ本気ださねば。

なんか、何を言いたいのかよくわからなくなってきたので、今日はこのへんでー。

Grazie♡♡♡

 

<北海道観光入込客数調査報告書 平成27年度版>

<第6回北海道観光産業経済効果調査>

<日本政策投資銀行・日本交通公社 アジア・欧米豪 北海道観光に関する訪日外国人旅行者の意向調査 平成28年度版>

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セレクトショップで13年間勤務後、スカーフストールスタイリスト®として、スカーフを広める活動を行っています。その他、NAHO CURRYでのカレー店出店、サウナ活動、ショップのコーディネート、ビジネススクールの非常勤講師なども行っています。