Ciao!!
スパイス大好き、ナホです☆
シナモンはセイロンシナモンだけだと思っていた
まだ、今ほどスパイスにどっぷりハマる前から自宅にあったスパイスといえば、ブラックペッパー、シナモンシュガー、一味唐辛子くらいでしょうか。当時はトーストにシナモンシュガーを振りかけてよく食べてましたね。あとはカプチーノに振りかけたりするくらいかな。料理にシナモンを使うということはほとんどなかったと思う。
今はシナモンシュガーではなくシナモンスティックとシナモンパウダー、両方とも常備してます。逆にシナモンシュガーは買わなくなりました。シナモンパウダーと砂糖を混ぜればいいだけじゃんってことに気づいて。笑
わたしの中で『シナモン』と認識していたものって、セイロンシナモンのことだったと知ったのはこの1~2年くらいです。
セイロンシナモンは原産がスリランカ産。今でもスリランカ産のものは最高級品と言われています。ほのかな甘みを感じる深い香りで、甘みを引き立てる役割が強いんですよね。甘い香りではあるけれど、甘いわけではない。コーヒーや紅茶に添えられているのは、数回かき混ぜて風味をつけるためのものですからね。(でもあれって使い方わからないという人が多いような気がする……。まさか食べる人はいないと思いますが。笑)
もうひとつ、チャイニーズシナモンと呼ばれているのがカシア。シナモンと同じかと思いきや、植物の種類が違うんですよね。でも、香りはとても似ているのでインド料理ではあまり区別しないで使われることもあるみたい。
カシアの原産はインドのアッサム地方からミャンマーにかけての地域。ベトナム産のものが最高品質だそう。甘みと渋みを感じる強い香りがするんです。わたしが今ハマっている南インド料理DALさんのシナモンティーはカシアを使っていて、確かに甘みと渋みの両方を感じるんですよね。カシアはセイロンシナモンと比べると、やや繊細さに欠けるところがあるので、セイロンシナモンの方が上質と言われているみたい。
まー、好みだとは思いますけど…。
シナモンパウダーとして売られているものは、セイロンシナモンだけの場合と、セイロンシナモンとカシアが混ざっているものなどもあるみたいなので、会社によって違うみたいですね(一般的にはカシアのほうが価格が安いことが多いです)。割合が書いてあることはほとんどないと思うので、味の違いを確かめたい時はスティックを買ってミルで挽くのが一番いいかも。
シナモンって摂取しすぎると肝臓障害を引き起こす可能性がある『クマリン』という成分が含まれているみたいなので食べ過ぎには注意みたいですよ!!セイロンシナモンとカシアを比べると、カシアの方がクマリン濃度が高いらしい…。好きというとふんだんに使いたくなるけれども(それはわたしだけかな?)ほどほどにしなきゃね。ふむふむ。こういうの気になるよねー。もっと調べてみたいな。
結局、セイロンシナモンもカシアもどちらもシナモンとして扱われることが多いけど、わたしは作るものによって使い分けをしていきたいなぁと思ったのでした。
今日のブログは、さっき作ったカシアのシナモンティーを飲みながら書いてました。ああ、香りがたまらない…!
では、では。
Grazie♡