少し前に届いていた『カレーにまつわるエトセトラ Vol.1』を一気に読みました。どんどん引き込まれていって、止まらなくなったという感じですけどね。

インド亜大陸料理が好きなナホです。

ちなみにインド亜大陸という言葉を初めて知ったのは、アジアハンターの小林さんの本がきっかけなんですけど、インド・バングラデシュ・パキスタン・ネパール・ブータなどの国々を含む亜大陸・半島のことを言うんですよね。

こちらの本、インド料理界隈では有名な方々のインタビューがとにかくおもしろかったですね。アジアハンターの小林さんのご自身のお話にはとても惹かれたし、カレーリーフを広める活動もされているケララの風モーニングの沼尻さんがティファンをもっと広めたいと思っていることや、エリックサウスの稲田さんが『南インド日常化計画』と言うテーマを掲げ、イタリア料理をライバルだと思っていることなど、『カレー』というものについて改めて考えさせられる内容でした。

確かに『カレー』という言葉はわかりやすいという点でよく使いますけど、わたしが特に好きな料理はインド料理やスリランカ料理やネパール料理であって、それをカレーという言葉で一括りにするのって無理があるんですよね…。一般的にはカレーといえばやはり日本のカレーライス(CoCo壱とか)か、札幌のソウルフードであるスープカレーを指すことが多いのかなって思いますし。

自分の間借りカレーの名称を『NAHO CURRY(ナホカリー)』というのにしたのは、一般的にわかりやすいからでもありますし。

しかし、これからはできるだけ好きな料理と聞かれた時には、カレーと一括りにせずに、ミールス!スリランカのライス&カリー!ダルバート!ビリヤニ!と言うように料理名を言うようにしていこうと思います。まー、今でも『インド料理が好き』ではなく『南インド料理が好き』って言ってますけどね。多くの日本人が好きと言われているナンやバターチキンは苦手です。インド料理って言ったら、ナンやバターチキンを頭に浮かべる人が多いんじゃないかな。でもかと言って北インド料理全般が苦手なわけではもちろんないです。チャナマサラは大好物ですしね。

特集の東京のインド亜大陸料理店ガイドは、全部のお店巡りをしたいくらい魅力的なお店ばかり掲載されてました。46店舗掲載されているうち行ったことがあるのは4店舗だけ…。インド料理なら三燈舎やダバインディア、ケララの風モーニング、カルパシ、スリマンガラム、ネパール料理ならOLD NEPAL TOKYO、マナカマナ、プルジャダイニングには以前から行ってみたいと思ってるので、必ず行くんだ!!

早く心置きなく東京にインド料理やネパール料理を食べに行けるようになったらいいな!!

カレーについて考えたくなる一冊ですよ。ぜひ。

カレーにまつわるエトセトラ vol.1

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धन्यवाद।