TRANSITのNO.53は『世界のスパイスをめぐる冒険』。これは買うしかないでしょ。
TRANSIT53号 世界のスパイスをめぐる冒険【電子書籍】[ ユーフォリアファクトリー ] 価格:1,528円 |
NAHO CURRYのナホです。
まだ全部は読みきれていないのだけれど、『A rainbow of flavors』スパイスの虹香る楽園への記事があまりにもよかったーーー!!気になる記事があるときは、そのページから読んでいくタイプです。笑
ゴア州にある『Edible Archives(エディブル・アーカイブズ)』のシェフのお話なのですが、かなり興味深い内容でした。
記事の中に登場する『テッパル』というスパイス。Zanthoxylum rhetsaと表記されていて、調べてみるとインドの山椒(Indian prickly ash)とのこと。テッパル、というのはコンカニ語みたいですね。コンカニ語とはゴア州の公用語らしい。初めて知りましたわ。
日本の山椒とは見た目はちょっと違う感じだけれど、味はどうなんだろ…?
ゴア、コンカン、カナラ海岸、クールグではシーフード料理にこのテッパルが使われるみたいですね。山椒といえば、ネパール山椒とか台湾のマーガオが好きなのでわたしもたまに使っているのですが、このテッパルも試してみたいーーー!!気になるーーー!!
そして、このEdible Archivesシェフのアヌミトラーさんについて、わたしがめちゃめちゃ共感したのはこちら。
あるコミュニティーから新しいスパイスについて教わると、彼女は何度もそのスパイスを使った料理を再現して、その真髄を汲み取ろうとする。「ゴアのフィッシュカレーが完璧に作れるようになると、花椒と同じサンショウ属のテッパルが硬い殻の中に内包する、レモンのような香りとその味がわかるようになりました。どんな料理に使ってもその存在感は大きく、ほかの要素をまとめ、全体の味を引き締めてくれます。あるスパイスの基本的な性質を汲み取れるように、その味を分解して、吟味することが私にとって重要なのです」
完璧なゴアのフィッシュカレー、食べてみたい…。
新しいスパイスとの出合いってワクワクしますよね。テッパル、日本では手に入らなさそうだから、ゴアに行って直接見てみたいです!!
早くインドに行きたーーーい!!
नमस्ते