Ciao!!

JRで移動中のナホです☆

接客は好きじゃなかった

自分の中で思っていることをたまには書こうかな。

今まで10年以上接客業をしていたけれど、もともと接客をすることはあまり好きじゃなかったんですよね。知らない人にこちらから声をかけるのは緊張するし、接客する=自分がたくさん話さないとダメ、みたいに考えていたところもあって。

わたし、たまに『よくしゃべる人』って思われるんですけど、あまり自分から喋りませんよ。二十歳くらいの時は、友人達に『聞いて聞いてーーー!』って言ってたような気もするけど、今はほぼないですし、人の話を聞く方が好きです。

小学生の頃は、自宅にお客さんが来ても恥ずかしくて挨拶もロクにできない子だった。結構人見知りです。それは今も。まず電話が苦手。用もないのに電話とかマジありえないって思っちゃうタイプ。長電話なんて意味わかんない。自分からかけるのも受けるのもイヤ。(仕事では仕方ないところもあるけれど…)

大丈夫な人は大丈夫なんだけど、なんか、この人、無理かも……って思っちゃったらシャッターがスルスルって降りちゃうんだな、これが。笑

わたしも歳を重ね、社会人になって早20年以上。アパレル販売員になったのはお洋服が好きだったからであって、さっきも書いたけど決して接客が好きだったからではないんですよ。

個人予算が振り分けられていたので、何が何でもその予算は達成させなきゃという意識は強かったですね。負けず嫌いなんで。

そうすると、接客してお客さんに買ってもらわないといけない。苦手だと思っていた接客も、色々と試してみては改善してまたやってみての繰り返し。当時はPDCAなんて言葉は知らなかったけど、自然とその流れでやっていたとは思う。

自分から話すことは苦手なので、お客さんにたくさん話してもらえるような会話を投げかけたり、尋問にならない程度に色々と質問をして、とにかくお客さんの話を聞いてあげるということをしてたなぁ。

笑顔で対応するとか、困ってることを解消してあげられるようにするとか、気配りするとか(この人は話しかけて欲しくなさそうというのを察するとか)やってることって結局は基本的なことなんですが。

昔、とある人に『ホント気が利かない女だ』と言われたことがあって、その時はちょっとイラっとしたけど(笑)、その通りだなって思って。

だから、ちょっとしたことに気を使うことを意識するようになりましたね。周りをよく観察する、ということを覚えました。笑

そうやってやり続けていたら気がつけば接客することが好きになっていたという感じですかね。今は、初対面の人とも普通に話せますよ。電話だけは未だにちょっとアレなんで、直接会ってお話するのが好きです。

接客って、相手のことを知った上でやってほしいと思っていることをこちらから提案することなんだなって思う。

こちらのワインバーのお花は、お花屋さんがいつも提案してくれるんだって。いつもとてもステキなの。

自分がお客さんの立場で色んなサービスを利用した時に、『あー、残念だなぁ…』って思う場面がたまにあったりするんですよね。

ほんの少しだけでも、意識するだけで変わると思うんです…!

まずは、笑顔と挨拶。基本的なことだけど、とても大切なことだとは思うから、意識してほしいなぁって思うのです。

では、では。

Grazie♡