最近は南インドとスリランカとネパールの料理をローテーションのように作ってます。どの料理もそれぞれの良さがあるんですよね。共通している部分といえば野菜のレシピが多いというところかな。野菜とスパイスが好きというところから辿り着いた先が南インドとスリランカとネパールだったという感じです。

野菜とスパイスが好きなナホです。

先日、SNSで『四季dancyu』を見かけたときに、表紙に香取薫さんという文字が見えたんです。香取さんの南インドとスリランカの料理本を愛読しているわたしは、これは気になる!!とのことで珍しくすぐに本屋に買いに行きました(いつもだったらお近くのAmazonで注文するのに。笑)。

『スパイスの香り豊か、野菜たっぷりのスローフード』という言葉にもすっかり惹かれました。本文中にもあるのですが、野菜中心のカレーは、食べると体の中から元気が湧いてくるんですよね。旬の野菜を使うとなるとさらに体が喜ぶ気がします。

いくつかレシピが紹介されているのですが『タミルナードゥ州のベジタリアンカレーミールス』を作ってみることにしました。

まずは『里芋のコランブ』。コランブとはタミル語でカレーのことだそう。里芋は食べるのは好きなんですが、実は自分で買って調理したことはないんですよね。

ぬるぬるしてるから皮を剥くのが大変。笑

ヒング入れすぎた。笑 カレーリーフは我が家のカレーリーフ1号ちゃんのもの。

ココナッツファインを乾煎りしてから使うというのは初めて。いろいろと勉強になります。

ココナッツミルクが入っているのでとてもまろやかな感じ。

続いて『キーライスンダル』。キーライはタミル語でほうれん草のことらしいのだけれど、今回は小松菜で作るというレシピでした。個人的には小松菜の方が好きなのでうれしい。

フェヌグリークは最近好きなスパイスのひとつ。油で炒めるとなんともいえない甘い香りが漂うんですよね。

小松菜は茎のシャキシャキ感が好き。昔はシャキシャキしている茎は苦手だったのにね。大人になったということだと思ってる。

続いて『焼きなすのチャトニー』。ペースト状のもの。なすをグリルで焼き、スパイスをテンパリングし、まとめてミキサーにかけたりと一通り最後まで作ったのだけれど、なすが足りない気がしたので、追加でなすを焼いて刻んで足しました。レシピをしっかり読んでいるようでまるっと飛ばしてしまってる部分もあったりするのよねー。笑

タマリンドが使われているのでとても好きな味。

最後に『アラチュヴィッタサーンバール』。プチオニオンが手に入らなかったのと、トゥールダールはレシピの分量よりも多めに入れているのでレシピの完璧な再現ではないのだけれど、ピーマンのへたと種を取らずにそのまま使うとのは自分でやってみたのは初めてでした。確かピーマンを丸ごと使うお店の方に、そのまま使った方が美味しいよと言われたことがあったなぁ。多分今後はそのまま使うことになりそう。

プチオニオンが今度手に入ったら、また作ってみよう。

バスマティライスは冷凍しておいたものを温め、これらをお皿に盛り付けると『タミルナードゥ州のベジタリアンカレーミールス』の完成。

掲載されているレシピには『トゥールダル』もあったのですが、これを作り始めてから既に3時間経過しお腹が空きすぎてしまったので今回はトゥールダルは作るのを諦めました…。今度作ろう。まー、茹でて冷凍しているトゥールダルがあるので、それを使えば早くできるんだろうけど、もう早く食べたいという気持ちになっちゃったんですよね。

まずは1品ずつ食べてから、少しずつ混ぜていただきました。この中には辛いものはないんです。唯一、焼きなすのチャトニーにはレッドペッパーを使っているので少し辛さがあるけれど、辛いという分類には入らないかも。全体的に野菜と少しのスパイスを味わうといった感じ。体に優しいんですよね。だから元気になる気がするのかな。

もちろんスパイスがガッツリ効いたカレーを食べて汗をたっぷりかくのも好きなんですけどね。わたし『激辛』は食べられないのです。スパイスガッツリ効いているからといって、それがイコール激辛という訳ではないですからね。カレーが好きというと、『辛いもの好きなんですか?』とよく聞かれるのですが、いや、そこまで辛いもの好きじゃないですといつもトンチンカンな答えになってしまう。笑

ベジタリアンミールスのレシピが増えてうれしいな。これから色んな組み合わせで楽しんでみようと思います。それにしてもiPhone11proの写真がキレイでテンションが上がりますわー!!

Grazie♡