Ciao!!
スカーフ大好き、ナホです☆
チンパンジー以下…!?
ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド著の『FACT FULNESS』を読み終わりました。
この本は初めの方に13問のクイズがあるのですが、答えてみたらそのうちの12問を見事に間違えました…。このクイズ、多くの人が間違えるようですが、どうやらわたしの感覚は20年前で止まっていたようです。
世界は実際よりも怖く、暴力的で、残酷でどんどん物騒になっていると…。
このクイズは3択になっているのですが、もしチンパンジーに出したとしたら正解率は33%に近くなるとのこと。ええ、わたしはチンパンジー以下でした。笑 おもしろいなぁ…!イントロダクションですっかり引き込まれましたね。
ファクトフルネスという習慣
冒頭のクイズで、最もネガティブで極端な答えを選ぶ人が多いのは『ドラマチックすぎる世界の見方』をしてしまう本能があるからだそう。わたしもどちらかというと極端な答えを選んでました…!
ドラマチックな本能は10個あり、その間違った思い込みをやめて、事実に基づく世界の見方ができれば、前向きになれるとのこと。
10個のドラマチックな本能とは以下のもの。
- 分断本能
- ネガティブ本能
- 直線本能
- 恐怖本能
- 過大視本能
- パターン化本能
- 宿命本能
- 単純化本能
- 犯人探し本能
- 焦り本能
わたしには元々思い込みが激しいところがあるとは思っていたけれど、この本を読んで自覚しましたね…。先に挙げた10個のキーワードだけでも覚えておいて、日頃から意識していこうと思います!
10個の本能の中でも1番気をつけたいと思ったのは『単純化本能』。単純化本能にならないために書かれていた内容を取り入れたいと思いまして。
自分が肩入れしている考え方の弱みをいつも探した方がいい。これは自分の専門分野でも当てはまる。自分の意見に合わない新しい情報や、専門以外の情報を進んで仕入れよう。自分に賛成してくれる人とばかり話したり、自分の考えを裏付ける例を集めたりするより、意見が合わない人や反対してくれる人に会い、自分と違う考えを取り入れよう。それが世界を理解するすばらしいヒントになる。
(p.241)
自分と意見が合わない人と話をするのはなかなか難しいなぁと思うこともあるけれど、自分と違う考えを取り入れてみることで、さらに新たなアイデアが生まれたりすることもあるのかなと思ってみたり。
『FACT FULNESS 』とてもおもしろいのでまだ読んでない方はぜひー!訳者の方の文章がとても読みやすくて好き。翻訳ものは訳者によって印象がすごく変わってしまうと思うんですよね。
では、では。
Grazie♡